【ダーツの楽しみ?】

ある時友人の一人から【ダーツの楽しみ】について問われたことがあった。私は日頃からそのような質問は自分自身で行うのが常であったので、答えはすぐに出ました。

【緊張感と殺気のような寒気を味わえることかな?】とお答えしたが、合点がいかなかったようで説明をした。【研ぎ澄まされた刃物を見たときに起きる緊張感】と【ギリギリの時を迎えたときの寒気感】を味わえる瞬間が楽しく、スリリング感を覚える。そんなとこでしょう。簡単に話してしまったのだが、まだまだ楽しみはたくさんあるのです。

リリースのあとに腕を十分に伸ばすと同時に、指先を目標に向けて真っ直ぐ伸ばす。この一連の動作はあらゆるスポーツに共有する点だと思われ、特に演技者が舞台上で見せる瞬間の動作と共通するようである。

この瞬間の醍醐味を求め、高得点が取れた時の快感を求め続けてダーツを射るのである。しかし一投々々で自身の指先に覚える感触は微妙に差が発生する。ダーツが指先から離れる瞬間、指の腹に摩擦感が残ると方向が僅かなズレが発生し、次に修正する。なんと修正の繰り返しに終止してしまう場合もある。どうにも難儀なものである。

現在心に留めていることはダーツボードに正しく向かって、体感をしっかり維持し、グリップもしっかり握り目標に向かって腕を真っ直ぐにふる。この動作を自然体で完了させる。ダーツボードの得点の割り振りによって決定なるのである。思い通りにならないのが醍醐味である。

つづく

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投稿者: katsusuke

アガサ・クリステイーが好きで 走るのが好きな爺々です

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